2018年度居場所支援事業「地域探検隊」募集中です!

学校ではできないワクワク体験ということで、果樹園での体験やキャンプ体験、農業体験と収穫祭、雪遊び体験などを計画しています。
活動日は基本土曜日。(キャンプ本番は除く)
対象は中学生以上で、保護者の賛助会員登録が必要となります。

去年の探検隊はこの経験を経て随分成長したそうです。
興味のある方はぱーむぼいすまでお問い合わせください。

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~機関紙「よってかっしゃい」30号から~

保護者の声

 息子は、中学1年生のときは支援級で頑張っていたのですが、2年になって支援級の体制が変わってから、学校の先生への不満を漏らすようになりました。3年になると、本人や親へ何の説明もないまま、また支援体制が変わりました。私はもう学校への不信感しかありませんでした。息子は先生に反抗するようになり、同級生とトラブルを起こし、教室で暴れたこともありました。私は絶対に学校の支援ミスだと思いましたが、学校側はそうは思っていないようでした。

 それから息子は学校を休むようになり、担任に対しては不満だらけで不信感が強く、話もしたくないという状態になりました。学校とは何度も支援会議をしていましたが、何の解決策も見いだせないまま終わるのが常でした。私はどうしていいから分からず、小学校の頃から相談していた清水先生に助けを求めました。清水先生はしっかり話を聞いてくれて、学校とのパイプ役になってくれました。

 学校の先生とは一切話さない息子ですが、清水先生には話すことができます。話し下手の息子の言葉をちゃんと聞いて、整理して、代弁してくれる清水先生を、息子も信頼しているのだと思います。息子や親の気持ちをくみ取って学校側に伝えるだけでなく、具体的な支援方法を学校の先生に提案してくださいました。居場所のない息子に学校内に居場所をつくることや、学習に対して意欲を無くしていた息子に、基礎を積み上げることができる問題集を勧め、学校ではその問題集を繰り返し取り組むように提案してくださいました。清水先生のおかげでやっと支援会議が意味あるものになったような気がします。

 息子はさくら国際高等学校の飯山学習センターを進学先に選びました。そこへ進学するために、中学校でつけておく力も息子に具体的に話してくださいました。

1、書く力・読む力・話す力

2、レポート(学習課題)に取りくむ力…学力・体力

3、小さな集団で、仲間と折り合いをつける力

その力をつけるために、中学校へ通うことの大切さを分かりやすく話してくださったおかげで、息子は少しずつ学校に行くようになり、学習にも取り組むようになりました。そして徐々に学校にいる時間が増えていきました。教頭先生は「ぱーむぼいすとつながってくれていて良かった」と言っていました。私も、おんぶに抱っこ状態で申し訳ないと思いながらも、本当に感謝しています。合格通知もいただき、4月から高校生となります。これからもお世話になると思いますがよろしくお願いします。


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# by gaku-taku | 2018-04-16 11:21 | 機関紙

~機関紙「よってかっしゃい」30号から~

ぱーむぼいすH29年度の成果と課題

学習支援・訪問支援例

①好きなことを一緒に…

 1月中旬に中学校の先生からの紹介でぱーむぼいすにつながった不登校の中学1年生が、2月から週に1回学習支援に来るようになりました。学校に行けないということで、平日午前中の1時間を共に過ごすことになりました。ピアノを習いたいという本人の希望で、一緒にピアノに向かう時間となっています。家にピアノがないということで、キーボードを貸すことにしました。持ち帰る時の輝いた瞳が印象的でした。

 学校や家とは違うぱーむぼいすに週1回でも来ることができるようになったことで、気持ちに変化があったのか、2月中旬から中間教室に週4日、9時から3時まで登校していると聞いています。将来の夢も語れるようになりました。こういった場所で人と関わる機会を持つことにより、登校につながるきっかけになることもあるのだと、この生徒さんを通して教えてもらいました。

②兄弟の訪問支援

 昨年4月から中学1年生、2年生の兄弟の学習支援と訪問支援をしています。朝起きられずに夜眠れないといった生活習慣の乱れや、学習に対する抵抗感などから学校に登校できずにいた兄弟です。

 学校での支援会議で出された方針に従って、訪問したときに登校意志があれば送迎するという登校支援と、週に1度訪問による学習支援を実施しています。学習支援は、学校の授業進度や教材の扱いなど学校と連携を取りながら行い、本人や保護者の様子、学習の様子などを学校に報告します。これは学校で授業が行われている時間帯で行われ、学習支援を実施した日は出席日数にカウントされる措置が取られています。

 本人や保護者とのコミュニケーションをとりながら支援を重ねてきました。生徒のペースで始めた学習も、少しずつ集中して自信を持って取り組めるようになり、進度を増しています。また、送迎によって登校できる日数も増えました。

 この支援は自治体との「不登校児童生徒学習支援事業」の受託契約によって、学校と連携しながら実施されているもので、利用者は無料の措置が取られています。

③学校と連携しながら

 2学期から心身の不調で学校を休むようになった中学2年生の学習支援を12月下旬から実施しています。月曜日の1100から本人の体調や体力を見ながら少しずつ、抵抗感の少ない教科から、時間に配慮して学習を重ねています。中学校との支援会議に報告したり、支援の方向を共有しながら重ねています。最初は学習の遅れを心配していたのですが、自力でどんどん進められるようになり、目標も明確になり、安心感を持ってきている様子です。表情も和らぎ、学習体力も復活してきたようです。


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# by gaku-taku | 2018-04-09 11:18 | 機関紙

~機関紙「よってかっしゃい」30号から~

ぱーむぼいすH29年度の成果と課題

高校卒業資格取得支援

 バンブーアカデミー北信キャンパス、飯山学習センターに続いて須坂学習センターが開設されました。生徒数は増加し、長野市南部や須高地域からの問い合わせも増えています。303月現在、3校合わせて324名、222名、132名の計78名が在籍しています。卒業生は23名(1名留年)で、進路は、大学進学2名、専門学校進学1名、高卒求人正規就労5名、パート・アルバイト5名、福祉就労支援3名、治療専念および未定7名となっています。

 発達障害やメンタル面で医療が必要なケース、家庭環境の支援が必要なケース、生活困窮のケースなど、多数の課題が重複し、重篤化する傾向にあります。しかし、中学卒業後にようやく医療や福祉につながる場合が多く、早期対応ができていません。このため、高校卒業後すぐに就労や進学に結び付けない生徒が増えています。中学校までにどう対応するかが課題となってくると思います。

 また、授業料の納入が滞り、退学せざるを得ない生徒も出始めています。生活困窮者自立支援事業として提携している自治体の生徒は概ね卒業と自立を果たしていますが、実施していない自治体では、卒業も就労もままならない生徒がいることも事実です。この格差是正に向けての働き掛けも必要になってくるのではないかと考えます。

 全日制高校からの転編入は増加していますが、今の体制ではこれ以上の受け入れは難しく、転編入を断らなければいけないケースも出てきています。これからの課題として、対策を講じていきたいと思います。


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# by gaku-taku | 2018-04-02 11:06 | 機関紙

~機関紙「よってかっしゃい」30号から~

ぱーむぼいすH29年度の成果と課題

相談事業

 相談件数は年々増加しています。特に医療、福祉の支援が必要なケースが増え、専門機関との連携が必須となっています。

 学校との連携に関しては、学校で行われる支援会議などに出るケースが増加し、今の相談部の体制では対応が困難になってきました。学校に代わって、保護者との調整はもとより、学校での学習支援計画、生活づくりにまで参画を求められ、助言や情報提供にとどまらず、一部学校の業務に携わらなければならないケースもあります。学校との連携は進んでいますが、学校業務と法人の任務との線引きを明確化するなど、連携の在り方については再考していく必要がありそうです。


学習支援事業

 学習支援は、年間延べ1000時間程度となっています。小学生の利用者は減少していますが、中学生の利用者が増加しています。

 29年度は登校できない中学生への「登校時間内での学習支援」の要請が、学校や保護者から出るようになりました。中間教室、または中間教室的な学習支援が増え、学校と連携しつつ学校外での学びの場としての学習支援が行われています。しかし、各自治体で対応が異なるため、住んでいる場所によって利用者の負担が違います。自治体による格差をなくすことが課題だと思っています。



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# by gaku-taku | 2018-03-26 11:02 | 機関紙