~機関紙「よってかっしゃい」28号から~
バンブーアカデミー / Bamboo academy
北信キャンパスの様子

 4月9日に北信キャンパスの入学式が行われ、14名の新1年生が入学しました。緊張していた1年生もだいぶ学校生活に慣れ、それぞれのペースで登校し、レポートを進め、バイトに挑戦する姿も見られるようになりました。ゲームや趣味の話で盛り上がり楽しそうな笑い声が響く北信キャンパスです。
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 さて、昨年度から行われていた午後活ですが、活動日が1日増え、月、木、金曜日の週3日になりました。主な活動内容は、ボルトの内職と野菜作り、ゴミ拾いです。
 ボルトは、坂城町にある重機で有名な竹内製作所の内職です。箱に576本のボルトをしきつめ、その上にバネ座金と平座金をセットします。気が遠くなる作業に、ため息が出たり、弱音を吐くこともありますが、初めの頃に比べてミスが減り、スピードも速くなりました。バイトに必要な忍耐力、精神力を養う良い時間になっています。
 野菜作りは、キャンパス横の畑をご厚意で貸していただけることになり、今年度から本格的に行えるようになりました。皆で草取りをし、耕し、トマト、トウモロコシ、じゃがいも等の夏野菜を植えました。日に日に成長する姿に、収穫が楽しみです。
 ゴミ拾いでは、グループに分かれて1時間程作業しました。普段何気なく歩いていた道にタバコや空き缶がたくさん落ちていたことに驚きました。普段お世話になっている地域でのごみ拾い活動は、これからも続けていきたいと思います。
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 また、月2回程、昼食作りを始めました。ボルト等の内職で稼いだお金で材料を買い、皆で協力して作ります。狭い作業スペースですので、自然とお互いの距離も縮まります。同じメニューを皆で食べる時間はとても貴重だなと感じています。
 これからも、様々な活動を一緒に行い、共に成長していけたらと願います。
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(服部裕美)
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# by gaku-taku | 2017-08-07 20:17 | 機関紙
~機関紙「よってかっしゃい」28号から~

【平成29年度通常総会報告】

◆ 5月28日(日)中野市において、平成29年度ぱーむぼいす通常総会が開催されました。
 昨年度事業報告では、相談事業、学習支援事業、高校卒業資格取得支援事業で利用者が増加していること、自治体との事業が増えたこと等が報告され、3000万円規模の決算が承認されました。
 
 29年度事業では、利用者のニーズが増加する中で、子どもや若者の社会的自立を図るという法人の目的を達成するために、人材をはじめとする支援環境の充実を目指す各事業の事業計画と、それに伴う予算が承認されました。

 昨年度、高校卒業資格取得支援事業「バンブーアカデミー」では、須坂市に学習センターを開設しました。また、就労準備支援事業「ほっぷ・ステップ・JOBcollege」では、教材用の内職作業の提供企業が坂城町にまで広がり、事業の活動・協力がより広範囲になってきました。

 そこで、さまざまな企業や機関と連携しながら、地域の子どもや若者を地域の手で支援していくために、広範囲の多様な方々にお声掛けをし、会員を増やし、支援の手のひらを大きくしていくことを平成29年度の事業実施の方針として決定しました。
 引き続き皆様のご支援とご協力を賜りますようお願いいたします。

理事長 池田
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# by gaku-taku | 2017-07-30 20:14 | 機関紙
ちょっと休眠状態だった居場所支援事業がリニューアルしました。
その名も「地域探検隊」
学校ではできないワクワク体験を提供していきます。

最初のプログラムは「公共交通機関を使いこなそう」です。
自分たちで行きたい場所を決め、計画を立てて、公共交通機関を使って出掛けます。
対象は中学生以上。
ただ今参加者募集中です。

詳細はぱーむぼいす事務局までお問い合わせください。
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~機関紙「よってかっしゃい」27号から~

平成28年度長野県元気づくり支援金事業
「社会的自立に困難さを持った子ども・若者の自立をはぐくむ教育相談室開設プロジェクト」報告

 利用者の人数増加や多様性に伴い、飯山教室ではスペースが不足気味になっていました。そこで相談や休養ができる教育相談室の整備を「長野県元気づくり支援金」の応援をいただいて実施しました。

 今まで雨漏りなどで使えなかった空きスペースを利用し、昨年から子どもたちが地域の専門家の協力を得ながら内装工事に取り組んできました。地域の方と交流しながら自分たちの居場所を自分たちの手でつくるという活動を通して、就労に必要な基礎的な力(職業理解、自己理解、社会性、協調性)がつき、自立的精神が養われたと思います。とかく社会経験が乏しくなりがちな彼らにとってこの実習活動は、将来の進路選択や就業意欲にも必ず良い影響を与えるはずです。

 教育相談室は、各種心理療法を受けたり、休養したり、また静かに相談できる場として利用されます。今回のプロジェクトは、社会的自立を目指す上での職業理解のよい機会となりました。ご協力いただいた長野県、北信地方事務所、地域の皆様に感謝申し上げ、ご報告といたします。(池田)

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作業風景。寒い中、黙々と作業を進めます。
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# by gaku-taku | 2017-03-27 08:23 | 機関紙
~機関紙「よってかっしゃい」27号から~
居場所支援を利用したT君の軌跡
③母の思い(2017年2月)
 今思い返しても、息子が高校へ行けなくなった頃が親子共々一番苦しい時期でした。それがぱーむぼいすに出会ってから、少しずつ暗い部屋から明るい外へと踏み出していけたように思います。

 マイペースながらも長野の通信制高校を卒業した息子は、専門学校へと進みました。専門学校では友達もでき、クラスのムードメーカーとして充実した学生生活を送ることができました。そこで取得した資格を元に就職し、今は県外でひとり暮らしをし、仕事をしています。

 ぱーむぼいすの支援は子どもだけではありません。親に対しての相談はもちろん、同じ悩みを持つ親同士の交流(おやけん)、親子での活動やイベントへの参加など、数多くありました。

 そんな活動の中で他の参加者から、親としての思いや苦労、工夫など、さまざまな情報をもらうことができました。どんな時でもいくつもの選択肢がある。ひとりでは知り得ない情報が心強く、その度に相談しながら考えました。簡単ではなかったからこそ、今は働く息子の姿が嬉しくて仕方ありません。
 あの夏から6年が過ぎました。

T君の略歴
 2011公立高校入学も2学期から不登校
   ぱーむぼいすの居場所支援に参加
   通信制高校へ転入
 2014高校卒業 専門学校へ進学
 2016専門学校卒業 就職(ひとり暮らし)

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2013年夏 みんなで畑作業中

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2012年夏 親子で流しそうめん
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# by gaku-taku | 2017-03-21 10:06 | 機関紙