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ぱーむぼいす学習支援の特徴 その1

~機関紙「よってかっしゃい」26号から~

ぱーむぼいすの学習支援特徴 その1

学習支援部では、学習に強い抵抗感を持つ子どもが学習支援を通して学習に自信を持ち、それにより学校生活にも自信を持ってもらうことを目指しています。
そのために4つのことを大切にしています。

①不安や緊張を取り除き、安心できる学習環境づくり
不安や緊張、学習に抵抗感を持っているのは、
褒められたことが少ない子どもです。
緊張は文字の形や筆圧に出ます。
テストの解答欄は、白く、字が小さくなります。
この緊張感が筋肉を硬直させ、
漢字練習にすら強い疲労感を持つようになります。
結果、学習が持続せず、十分な学習効果や、
達成感を持つ前にあきらめてしまうことが多くなります。
支援員は、依存されないよう、
適度の距離感を保ちつつのおしゃべりや、
時には静かな空間づくりをし、
安心して学習に取り組めるようにしていきます。

②その子に合った支援方法の組み立て
学習や会話などから子どもの状態把握に努め、
その子の認知面、体力面、精神面の段階をとらえることにより、
無理なく学習に取り組めるような支援方法を組み立てます。
認知の仕方は一人ひとり異なります。
当然効果的な学習方法も違ってきます。
体力は生活年齢ではなく、経験に比例します。
手指の筋力・巧緻性、眼球をコントロールする筋力、
腹筋・背筋の筋力、持続力、瞬発力等々、
その子の発達段階をとらえ、
そこから積み上げていくので、無理なく継続することができます。
継続することで、子どもは自ら伸びていきます。
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③「学習体力」を向上させる取り組み
依存的な関係は自立の芽を摘みます。
学習においても、誰かがいないとできないようでは
学習の習慣化は図れません。
困難を経験したときには、
乗り越える練習やヒントを提示しながら自分でやらせ、
子ども自身が自分に一番合う方法を見つけ出せるようにします。
集中力と持続力を私たちは「学習体力」と呼び、
自然なペースで子どもの学習体力が伸びていくように
1時間を構成していきます。

その2に続きます。
by gaku-taku | 2016-11-30 19:11 | 機関紙